卒業後の進路について

本学科の就職希望者における就職内定率は約98%であり,非常に安定して社会に人材を輩出しています。建築は,工学分野の中でも非常に幅広い職種を有する分野であり,卒業生は多岐にわたって様々な分野で活躍しています。

建築学科で学ぶための準備

受験前にデッサン・基礎デザインなどの特別なトレーニングをする必要はありません。入学後,歴史ある本学科が長い年月をかけて構築した絵画演習や設計演習科目群によって,デザインに関する基礎力を習得します。ただし,「デザイン」に興味をもつことは非常に重要ですので,普段から積極的に様々なものを見聞し,それらについて自ら調査する姿勢を養って下さい。
・現在高等学校で学んでいる各科目(国語・数学・物理・英語等)をしっかり勉強する。
・新聞等を読む・読書をする・実際に出掛け,建築物を含めて様々なものを見聞する等,
・幅広い知を身につけ,それらについて考え,自分の意見を持つように努める。
・スポーツ等を通して体力をつけ,健康に努める。

本学科のカリキュラム

本学科のカリキュラムは,幅広く多岐にわたる建築学特有の専門性を考慮し,個々の学生が希望進路に沿った専門知識を効率よく習得することができるように,自らが自由にカリキュラムを構成するシステムが構築されています。しかし,建築士を目指す人は,幅広い専門知識を習得する必要があることに留意しなければなりません。

建築学科と空間デザイン学科

「建築学科」では,建築士で問われる内容からもわかる通り,非常に幅広い専門領域を習得できるカリキュラムの構成が不可欠です。したがって,それらの専門領域を十分に包括したカリキュラムに基づいて,人間生活における快適な空間を創造するための優れた知識と技術を有する人材を育成します。 一方,「空間デザイン学科」は,「建築・インテリアデザインコース」と「プロダクトデザインコース」があり,建築デザインも含め,幅広い工学デザインに特化したカリキュラム構成に基づいて,優れたデザインを発案・創出できる人材を育成します。