本センターの研究成果がElsevier社から専門図書として出版
2006年7月13日 (木)
センターの研究成果が英文専門図書として出版
ナノ材料マイクロデバイス研究センターにおけるハイテクリサーチプロジェクトの一環として研究がなされている，酸化亜鉛系半導体基盤材料（ZnO，ZnMgO, ZnO/ZnMgO）の研究成果が，科学技術専門の国際出版社Elsevier Scienceの英文単行本として出版されます．
この本はC.Jagadishオーストラリア国立大学教授とS.Peartonフロリダ大学教授が編集したもので，酸化亜鉛に関する最新技術を網羅した専門図書として2006年8月に第1版が出版されます．基礎物性から応用まで16章に分かれた600頁近い図書で，第11章「ZｎO/ZnMgOヘテロ接合電界効果トランジスタ」の約40頁を「ナノ半導体基盤材料研究グループ」の矢野教授，佐々教授，小池講師，井上教授が共同で執筆しています．
酸化亜鉛に関するセンターの研究成果はすでに多くの論文として公開されていますが，単行本として出版されるのは初めてです．全世界のより多くの研究者へ研究成果を発信することができるものと喜んでいます．
