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新着情報

ナノ材料マイクロデバイス研究センター

N-station

センターに米国からの短期留学生を受け入れ

2008年6月9日 (月)

 一昨年,昨年に引き続き,米国のNational Science Foundation (NSF) の補助を受け,ナノテク先進国である日本でナノテクの研究に取り組み,将来この分野で国際的に活躍できる研究者を育てることを目的としたNanoJapanプロジェクトの参加メンバーを短期留学生としてセンターに受け入れました.今年の留学生のKristina Gillさん(写真)はノースシアトルコミュニティカレッジで化学を専攻しナノテクを学ぶ2年生です.今回はNanoJapanの取り組みがアメリカのテレビで取り上げられたそうで,全米から70名ほどの応募があったようですが,その中から16名が選ばれ,日本各地の大学でナノテクの研究を体験しています.本学での滞在期間は6月8日から8月6日までの予定です.
 今年も研究テーマは「InAs系バリスティック整流素子」というテーマですが,研究の経過にともない,新たな内容となっています.今年もKristinaさんに研究を指導してくれているのは,井上教授の研究室の大学院博士後期課程に在籍する小山政俊君です.
 また,金曜日には留学生のために開講されている日本語の講義を受講し,語学の研修にも励んでいます.たこ焼きはシアトルでも食べているそうで,日本の食べ物は大変気に入っているようで,「日本のパンはどれもおいしいけれど,アメリカに帰ると食べられないのが残念.」だそうです.(ただし,梅干しと納豆は苦手のようですが・・・)短い期間ですが,文化の違いなど多くを吸収して帰国してくれることと思います.

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