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新着情報

ナノ材料マイクロデバイス研究センター

N-station

短期留学生の成果報告会を実施しました

2009年7月30日 (木)

 NanoJapanプロジェクトの短期留学生として 6月8日からセンターで研究活動を続けていたPaul Russel君の滞在期間2ヶ月もまもなく終了します。インターンシップ・プログラムを終了するにあたり,7月29日午後4時50分から652教室において学内一般の方々も対象にした成果報告会を実施しました。
 報告では,ナノ材料マイクロデバイス研究センターで実施した「バイオセンサー応用に向けたマイクロ波加熱法によるZnOナノロッドの成長」の研究内容と成果に関する発表が行われました。2ヶ月という短い期間ではありましたが,実際の研究指導に当たったナノ材研尾形研究員の指導により,ナノロッドの作製条件の検討やセンサーデバイスの作製と特性試験などを多岐にわたる実験を行ってくれました。また,ナノ材研で研究する大学院生・学部生の他,茶道部のお茶会,夢雲での陶芸などでも多くの方々のサポートによりプログラムも無事に終了を迎えることができそうです。協力してくれた皆さん,有り難うございました。
 入念な準備をしてくれたにも関わらず,発表会前夜にパソコンが故障しファイル類が消失するというアクシデントがありましたが,残ったファイルから急ぎ資料を作り直し,発表に間に合わせてくれました。(写真は発表終了後の集合写真)「ナノテクノロジーの分野で将来はprofessorになりたい」と夢も語ってくれました。今回の経験が夢の実現に繋がることを期待したいと思います。
 日本での生活も一週間弱を残すのみとなりました。大阪での生活を十分楽しんでくれることを願っています。本学には8月3日まで滞在し,8月5日には成田から帰国の予定。

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