ドミニク・ペロー氏講演会を開催しました

2010年10月29日

講演するドミニク・ペロー氏

講演するドミニク・ペロー氏

会場の皆さんと記念撮影

会場の皆さんと記念撮影

たくさんの方に聴講いただきました

たくさんの方に聴講いただきました

 10月25日、本学はフランス現代建築の巨匠ドミニク・ペロー氏を迎え、大宮キャンパスOITホールで講演会を開催しました。「SKYLINE AS LANDSCAPE 〜ランドスケープとしてのスカイライン〜」をテーマに講演いただき、学生や一般の方、建築分野でご活躍の方など約350人が聴講しました。
 ペロー氏は1989年に36歳の若さで、フランス国立図書館国際設計競技で一等当選を果たし、その後もスペインのオリンピックテニススタジアム、韓国のソウル梨花女子大学校キャンパスセンターなどを相次いで設計されるなど、世界的な建築家として活躍されています。
 講演ではそれらの作品の写真や設計図を示しながら、人工の建築物を自然の一部として捉えることで、建築物が創り出すシルエットも、自然の風景に溶け込むような建築物のあり方を考える、ペロー氏の建築に対する姿勢をお話いただきました。中でも、金属やガラス、時には植物といったさまざまな素材を“洋服”に見立て、その“洋服”で建築物を覆うことにより、建築物が周囲のランドスケープに溶け込むようなペロー氏独特のデザインは聴講者の関心も高く、講演後に質問が相次ぎました。
 同日竣工式を迎えた「大阪富国生命ビル」もペロー氏がデザイン監修した作品の一つです。2000年から10年間ペロー氏に師事し同ビルの主任建築家としてデザインを担当したのが本学工学部建築学科の前田茂樹講師であることから、今回の講演会が実現しました。大きな木の幹をイメージしたという同ビルは、樹皮のように壁面がでこぼこしていることや一部に金属を用いて表面に輝きをもたせていること、単なるオフィスビルではなく、商業施設や学校など多機能ビルであることから、地下にまで太陽光をもたらす工夫を施していることなど、“建築の美”を追求したデザインコンセプトを紹介いただきました。
 講演会の終わりには、ペロー氏と聴講者全員での記念撮影を行い、退場するペロー氏に聴講者から大きな拍手が送られました。

ページを閉じる