第4回「Design Relay Talk2010」を開催しました

2010年12月21日

第2部「フリートーク」で質問に答える中村氏(左)

第2部「フリートーク」で質問に答える中村氏(左)

第1部「ゲストトーク」

第1部「ゲストトーク」

 12月18日、工学部建築学科と空間デザイン学科が企画・運営する第4回「Design Relay Talk2010」を大宮キャンパスで開催しました。ゲストスピーカーには建築家の中村竜治氏を迎え、当日は学内外から約70人の方々が参加しました。
 第1部「ゲストトーク」では、同氏がこれまでに手がけられた数々の作品をご紹介いただきました。作品は紙の椅子から、眼鏡店や結婚式場のディスプレー・内装まで幅広い分野にわたります。「人やものが加わったときに広さが感じられるようにデザインしています。頭の中で『できる』と思っているものでも実際に作ってみることが大切です。新しい発見があるかもしれませんから」と、自らの制作コンセプトをお話いただきました。
 第2部「フリートーク」では、ユニークなデザインの根底にある発想法、光の使い方、作品タイトルの付け方など、さまざまな質問に対して安易に即答することなく、ひとつひとつ丁寧にお答えくださいました。同氏は作品の発想法の話の中で「私は思いついたことを出発点にしてものをつくっているだけです。世の中によくある形、既存の形を改めて見返してみると新鮮に映るものです。建築はギャップの連続です。それが面白さでもあります」と、建築の魅力について語り掛けられました。同氏の温和な雰囲気が会場内を包み込み、フリートークは終始和やかに進行しました。
 最後に「Design Relay Talk2010」のメインテーマとなっている「デザインに境界はあるのか」という問いに対して、「境界があることでそれぞれの分野が際立ち、面白みが増すような気がします。境界を保って自らの分野を深く知りつつ、時には他の分野とつながれるのが理想的な形ではないでしょうか」と、自らの考えを述べられました。

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