第6回「Design Relay Talk2010」を開催しました

2011年2月22日

講演する小泉氏

講演する小泉氏

講演する小泉氏

講演する小泉氏

参加者からの積極的な質問が続き、終始なごやかな雰囲気で進行しました

参加者からの積極的な質問が続き、終始なごやかな雰囲気で進行しました

  2月18日、工学部建築学科と空間デザイン学科が企画・運営する第6回
「Design Relay Talk2010」を大宮キャンパスで開催しました。2010年度最終回のゲストスピーカーには家具デザイナーの小泉誠氏を迎え、当日は学内外から約90人の方々が参加しました。
  第1部「ゲストトーク」では、木や漆、鋳物など各地方特産の素材とその特性を生かして手掛けた家具や建物の紹介がありました。同氏はさまざまな土地で異なる素材に向き合っている経験から、「例えば重い鋳物でも、重いことをネガティブに捉えるのではなく、逆に重い方が使い勝手が良いものを作る」を信条として、素材を生かせる使い方を常に追求していることなどを話されました。
  第2部「フリートーク」では、「初めての土地で初めての材料に向き合うときに何をされますか」という質問に対して、「現地に赴くまでは何も考えません。良い素材があり、それを製品化する良い技術があるなら、私の仕事はその性能を上げるための提案をすることだからです」と仕事に対するご自身の姿勢を説かれました。また国産の「まな板」生産に携わったことを例に挙げ、「図面は書かず、職人さんとセッションをし、実際に木を削ってもらいながらデザインを決める」と独特のデザインの仕方を紹介されました。
  最後に「Design Relay Talk2010」のメインテーマとなっている「デザインに境界はあるのか」という問いに対して、「境界はないと思います。人と人、デザイナーとユーザーをつなぐものがデザインで、最初から決めてデザインするのではなく、考える過程でつくり上げるものだからです」とご自身の考えを説かれました。
 またデザイナーは自分の得意な能力を発揮することで人を喜ばせたり、役に立つことができるという点でスポーツ選手と同じであるとし、「デザイナーも技術を磨くトレーニングが欠かせません。スポーツと同じで頑張ったら頑張った分だけ結果に繋がります」と学生たちにエールを送ってくださいました。

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