第2回「環境テクノフォーラム2011」を開催しました

2011年5月30日

講演する石川氏

講演する石川氏

たくさんの方が聴講されました

たくさんの方が聴講されました

 5月27日、工学部環境工学科が主催する第2回「環境テクノフォーラム2011」を大宮キャンパスで開催し、学内外から約80人の方が参加しました。
 元 滋賀県立大学教授の石川義紀氏を講師に迎え「感覚公害<におい>を探れ-悪臭の正体、測定から除去まで-」と題してご講演いただきました。
 悪臭に関する問題をクローズアップし、苦情の実態や、においを測定する方法などについてお話いただきました。悪臭は1967年に制定された公害対策基本法(1993年、環境基本法の制定に伴い廃止)で「典型七公害」の一つとして定義されました。においを不快と感じる基準が個人によって異なることから「感覚公害」と呼ばれています。
 同氏は「悪臭に関する自治体への苦情は年間1万件を超えます。悪臭対策の基本はにおいを外に出さないことですが、燃焼、洗浄、化学反応、微生物の利用など、さまざまな脱臭方法が存在します。また、においを感じるメカニズムには解明されていない部分が多く、においの感じ方に対する個人差が大きいため数値化が困難など、課題がたくさんあります」など、においに関する現状を紹介されました。
 質疑応答では「季節によって苦情件数に差はあるのか」「悪臭で健康を害することはあるのか」の質問に対し、「窓を開けて生活する春から夏は苦情も増える傾向にあります」「よほどでない限り、健康を害することはありません」とお答えいただきました。
 
 次回第3回フォーラムは6月10日(金)、「エミッション低減技術-自動車排出ガス規制と対策-」をテーマに株式会社堀場製作所自動車計測開発部 Analyzer Technology Team マネージャーの宮井優氏にご講演いただく予定です。

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