第5回「環境テクノフォーラム2011」を開催しました

2011年7月12日

講演する藤原氏

講演する藤原氏

たくさんの方が聴講されました

たくさんの方が聴講されました

 7月8日、工学部環境工学科が主催する第5回「環境テクノフォーラム2011」を大宮キャンパスで開催し、学内外から約100人の方が聴講しました。
 フジワラ産業株式会社 代表取締役の藤原充弘氏を講師に迎え、「恵みの雨を作ろう-人工雨雲発生装置の開発-」と題してご講演いただきました。
 同氏が開発に力を注ぐ「人工雨雲発生装置」開発の経緯や活用方法などについてお話いただきました。異常気象の多発、海面の上昇、砂漠化など地球温暖化が叫ばれる中、同氏は何か対策を施すことができないかという強い思いから、人工的に雲を発生させて雨を降らせる装置の開発を目標として掲げました。そのヒントを探すため世界中の雨乞い行事を徹底的に調査されました。その結果、雨乞いで有名なのは水や水蒸気が多く発生する場所であること、笛や太鼓などで大きな音を出すことにより、大気の振動を促していることなどが分かりました。そこで、人工の雲を発生させるため、地上付近の空気を取り込んで湿度80%の空気を作り、大型送風機で上空に巻き上げる装置を開発されました。この装置は砂漠などの水不足の解消、緑化のほか、都市部のヒートアイランド対策、集中豪雨対策などへの活用も期待されています。
 同氏は「夢を持ったら、一生懸命取り組むことが大事です。あきらめなければ必ず成し遂げられます。迷うこともありますが、さまざまな人の意見を聞いて改良を加えれば良いのです」など、聴講者に向けて熱いメッセージを送られました。

 次回第6回フォーラムは7月15日(金)、「次世代環境ビジネス-進化する環境ビジネスの未来-」をテーマに、パナソニック環境エンジニアリング株式会社 元代表専務取締役の加藤清氏にご講演いただく予定です。

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