ものづくり人材育成事業に採択された講座がスタートしました

2011年11月8日

ロボット教材の組み立てに取り組む受講者

ロボット教材の組み立てに取り組む受講者

開講式であいさつする川田工学部長

開講式であいさつする川田工学部長

今後さまざまなプログラムを搭載し仕上げていく資材搬送用ロボット

今後さまざまなプログラムを搭載し仕上げていく資材搬送用ロボット

 11月5日、中小企業庁と全国中小企業団体中央会が公募する「ものづくり分野の人材育成・確保事業(追加募集)」に採択された本学工学部の取り組み「個人の知識と技能・技術のレベルに合わせたパッケージサポート“現場で役立つ実践マイコン組込み機器および組込みソフトウェアの習得講座”」をものづくりセンター(モノラボ)で開講しました。この取り組みは、即戦力となるマイコン組込み機器設計技術者を養成し、地域産業の発展に資することに加え、東日本大震災の県外避難者の早期就職支援と、被災地域の産業復興に貢献できる人材育成を目指すものです。県外避難者や求職者を含む19人が「自律型資材搬送車の機能模型を製作する」という課題設定に基づき、2012年1月28日までの間に全10講座を受講し、障害物回避、赤外線での誘導、壁に沿って走行する、などの要求を満たす模型製作に取り組みます。
 開講式で川田工学部長は、「自動車を例に見ても、エンジンの燃焼制御からパワーウインド、電動ミラーまでマイコンを使った組込みソフトウェアが多数使われており、これから習得していただく技術は幅広い分野で活用されるものです。技術を習得するだけでなく、実際にご自身が製作されるものが正確に動くのかを確かめ、改善するところまで取り組んでいただきたいと考えています」とあいさつしました。その後講座の全体説明に続き、受講者はさっそく資材搬送用ロボットの組み立て作業に取り組みました。今後プログラミングや制御技術を習得し、そのロボットにさまざまな機能を加え、設定された要求を満たす「自律型資材搬送車の機能模型」の完成を目指します。
 本学の取り組みは、昨年に続き2年連続で「ものづくり分野の人材育成事業」に採択されています。モノラボをはじめ、本学のものづくり実践教育、技術者教育の拠点である充実した施設・設備を広く社会に還元し、社会のニーズに応えるさまざまな取り組みを展開しています。本講座はモノラボの山下技師を中心に工学部で学ぶ学生スタッフが徹底したサポートを行い、各回のテーマに合わせて14人の外部講師の方々にもご協力をいただきながら実施していきます。外部講師はいずれもものづくりの現場で活躍されている方々で、技術指導はもちろんのこと、体験談や現場の生の声を聞かせていただきます。また各講師が現場経験で得た知識や技術などを織り交ぜ、工夫を凝らした独自テキストを用いて、受講者一人ひとりの能力や経験に合わせた個別指導を徹底します。

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