工学部応用化学科が「第5回技術講演会」を開催しました

2011年11月29日

質問に答える片山氏

質問に答える片山氏

北川氏の講演

北川氏の講演

 11月26日、工学部応用化学科が主催する「第5回技術講演会」を大宮キャンパスで開催しました。これは同学科の同窓会組織「桜花会」に協賛いただき実施したもので、卒業生、教職員など約50人が参加しました。
 初めに、同学科の卒業生で摂南大学 薬学部准教授の片川純一氏が“化学物質の構造と機能”と題して講演されました。冬虫夏草のひとつであるツクツクボウシタケから免疫抑制活性を持つISP−1(ミリオシン)を抽出し、ISP−1をリード化合物として化学合成したFTY720 についてご紹介されました。FTY720は免疫抑制剤の一種で、自己免疫疾患の治療や臓器移植時の拒絶反応の抑制効果が期待されており、FTY720を利用した薬の開発とその課題などについて解説がありました。また、老人性白内障の原因を追求する研究の内容についてもお話しされました。
 続いて、名古屋工業大学 生命・物質工学科准教授の北川慎也氏が“キャピラリーを用いた分離分析手法”をテーマに講演され、同氏が取り組んでいる、化合物の分離に用いる有機モノリスカラムの開発についてご紹介がありました。
 参加者たちは今回の講演を通して、免疫抑制剤や分離分析手法に関する最先端の動向に触れ、それぞれの講演後には質問が相次ぎました。

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