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Design Relay Talk/デザインに境界はあるのか。領域を横断する思考と試行

2011年3月11日の東日本大震災は私たちに何を訴えかけているのでしょうか?震災自体は「非日常の出来事」でありますが、被災した方々、様々な形で支援をする方々等すべての人にとって、「日常そのもの」を改めて問い直す契機となることは確かであると思われます。デザインは普段の生活をより豊かに過ごすための手段と捉えられがちではありますが、日常の中に根差しているが故に、人命を守る手段でもあることを強く再認識した方も多いのではないでしょうか。デザインに何が出来るか。日常や風景を形成するひとつの要素として出来る事が必ずありますが、そのためにはデザインによって出来る事とすべき事を、より繊細に考える必要があります。今年度は、この各々で答えを見つけ出す必要のある問いに対して、ゲストと一緒に考えていくデザインリレートークとしたいと思います。そして、それが机上の議論に終わらず、各々の行動、デザインへとフィードバックされる事を期待しています。セッションは2011年度6回開催の連続講演会ですので、ぜひともご参加ください。 

[デザインリレートーク実行委員会]

#01/田根剛 氏

Profile

2011年6月4日(土) 17:30~19:30 ※会場受付 17:00〜
開催場所:大阪工業大学 大宮キャンパス2号館1F デザイン工房

アクセスマップ

2011年度第1回目のデザインリレートークでお迎えする田根剛さんは、「場所の記憶」を主題とし、記憶や歴史の文脈を読み込んだ上で、そこにしかない建築を作るという信念に基づいて、設計を行っています。そこには、建築や芸術、デザインが、社会に対して何ができるのかという、繊細かつ本質的な視点が見え隠れしています。国際設計コンペ最優秀賞を26 歳で受賞されたエストニア国立博物館や、インスタレーション、舞台芸術等、ジャンルを横断しつつも、何を伝えようとしているのか。その考えに至るきっかけなどを、みなさんとの対話を通してより身近なものに感じて頂ければと思います。ぜひお越しください。

#01/田根剛 氏

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