バイオサイクル研究室
BioCycle Lab.


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 本学科で学ぶ内容は大きく2つに分類されます.ひとつは環境共生・修復に関する予測やプランニングを学ぶ分野です.もうひとつは環境汚染の制御に関する技術を学ぶ分野です.

 バイオサイクル研究室は後者であり,家庭や工場などから排出される,生ごみや排水を対象としています.本研究室では,これらの汚染物質を,微生物が持つ環境浄化能力を使って処理する技術を研究しています.

 例えば,生ごみからバイオガスを生産する技術は,化石燃料の使用を減らした循環型社会に貢献することができます.また,循環利用が難しい場合は,適正な処理を行うことで,環境への負荷を最小限とすることができます.


2015年度研究テーマ

・ 生物学的エタノール化反応を前処理に用いたメタン発酵に関する研究

・ 微細藻類Chlorella vulgarisを用いた模擬排水中の窒素・リン連続処理に関する研究

・ 微細藻類クロレラを用いたオイル生産における収率向上に関する研究

上記テーマは「OITキャンパスエコプロジェクト」のテーマとして取り組んでいます。

・ 生物処理のモニタリング指標としてのNADHの応用可能性

・ 活性汚泥法におけるバチルス属細菌優占化手法の検討