現在、日本の主な発電方法は火力、水力、原子力の3つである。

そのうちの1/3を占めている原子力発電は
・安定した電力供給が可能
・発電の際に排出される二酸化炭素の量が大変少ない
・燃料が少なくてすむ

などのメリットがあるのに対し燃料の性質上、発電後に高レベル放射性廃棄物という
やっかいな「ゴミ」を発生させてしまう。

その「高レベル放射性廃棄物」は、いくつか処分方法が考えられているが
現在一番現実的なものとして地層処分が考えられている。

地層処分とは深度300m〜1,000m程度の地下部分に数km四方の処分施設に
多重バリアシステムで放射性廃棄物を包み込んで保存する方法。



(核燃料サイクル開発機構提供)





日本は大変断層・火山活動が活発な地域であり処分地選びが特に重要となってくる。
下記に日本の地質・活断層・火山分布の図を示す








現在、地球温暖化が環境問題として騒がれている。
その地球温暖化を実感できるバロメータとして高山植物を研究していく。

研究では、実際に温度、地質などの測定(現地調査)を行い高山植物の保護を
通して地球全体の環境保全に役立っていくことを目指す。




現地調査では素晴らしい景色を楽しむことも出来ます。