特に次のような人たちのために
思いを書くべきだという作文教育に反発した人
書物に書いてあることは十分理解していたのに、感想文を強制されてうまく書けなかった人
数学が得意であることが文章の技術とは関係がないと思っていた人
文学作品から感動を得られなかった自分は変だと思っていた人
小説を読んでも人生の真実など見いだせなかったので、自分は文章が苦手だと思いこんでいる人
人の気持ちを動かす文章など存在しないと思っている人
画一的な仕事文に我慢できず、実用的な文章も人それぞれに異なってよいはずだと考えている人
課題日記に出来事だけでなく思ったことも書きなさいと言われて、戸惑い書けなかった人

こういう人たちに言いたい、あなたは間違っていない。
こういう人たちこそ言語表現技術の獲得に向いている、のだと。
あなたは「文章とは自分である、心である。」という迷信から自由であるからだ。

詳細は『言語表現技術ハンドブック』(晃洋書房、2005年4月刊、定価1600円)


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