セミナーの趣旨

大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を梅田新キャンパスにおいて開催することといたしました。

今回、東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員の二又俊文先生を招聘し、交渉論についての講義とロールプレイング形式による訓練を通して、事業戦略を実現させるために、必要なネゴシエーションスキルセットを体得することを目指すプログラムを予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。

なお、セミナー参加に当たっては、(1) 模擬交渉のグループワークへの参加、(2) オブザーバーとして聴講参加、のいずれかを選択できます。申込みの際に希望の選択肢をご指定ください。

PDF版チラシ

概要

開催概要

テーマ ロールプレイ形式で学ぶオープンイノベーションとネゴシエーション
開催日 2018年11月7日(水)
開催時間 【開場・受付】17:30
【セミナー】18:00~21:00
  講義 30分
  ロールプレイゲーム 105分
  講評・質疑 35分
  途中休憩 10分
場所 大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)2階 203・204セミナー室
(大阪市北区茶屋町1-45) →交通アクセス
申込方法 本ページのフォームをご利用ください。
定員 100名 ※模擬交渉・グループワーク参加者25名、聴講(オブザーバー)75名
申込締切 11月6日(火) ※満席になり次第、締め切ります。
受講料 無料

講演の概要

IoTやAIをはじめとする急激な技術進歩、新興国企業やベンチャー企業の台頭に伴い、グローバルな産業形成の主導権を巡る争いが激化している。このような中、企業には知的財産、標準化を新たなビジネスモデルに活用できる人材や、海外企業と渡り合って知的財産を活用していく人材が求められている。

そこで、グループディスカッションやロールプレイを行いながら実践的に人材育成を行うための「ケース教材」を開発し、実際に研修を行いながら内容を改善していくプロジェクトとして特許庁「グローバル知財マネジメント人材育成推進事業」が2014年から2016年にかけて行われた。今回はそこで開発されたケースから国際的共同開発ケースを取り上げ、事業目標を実現するためどのように交渉を組み立ててゆくかを学ぶ。参加者には事前にチーム別シナリオが配布され、当日は交渉論(基礎編)が講義されたあとチーム対抗交渉で体験的に学習する(hands-on training形式)。3時間プログラム。本プログラムにはこれまで企業関係者、学生(日本人、留学生)などのべ1000人の参加者があった。

講師のご紹介

【講 師】二又 俊文 氏

パナソニックにおいてドイツ、シンガポール駐在後、パナソニックモバイルコミュニケーションの知財交渉責任者(CLS)として海外知財交渉を多数遂行。その後2007年~2012年イタリア知財管理会社Sisvelの日本法人社長。2013年より東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員(シニアリサーチャー)として現職。産官学のSEP(標準必須特許)研究会を主宰するほか、特許庁グローバル人材育成プログラム(H26-H28年度)講師・委員。東大戦略タスクフォースリーダー育成コース講師(2015年より現職)。シンガポールi2P Ventures(Singapore)相談役。三菱総合研究所客員研究員。

お問い合わせ

大阪工業大学 知的財産研究科 事務室

〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL:06-6954-4163
FAX:06-6954-4164