セミナーの趣旨

大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を開催することといたしました。

この度、ギレフラバル特許事務所の小出輝氏をお招きし、欧州単一特許制度に関するご講演をいただきます。
なお、本セミナーは対面およびオンラインでのハイブリッド開催を予定しています。
皆様の奮っての参加をお待ちしています。

※当日の講演は、現時点では梅田キャンパス及びオンラインのハイブリッド開催を予定しておりますが、新型コロナウイルスの感染拡大状況等を踏まえ、オンラインのみの開催になる場合もございますことを予めご承知おき下さい。

概要

開催概要

テーマ [まもなく始動]欧州単一特許制度―オプトアウト最終チェック
開催日 2022年11月29日(火)
開催時間 【開場・受付】18:00
【講演・質疑】18:30~20:00
場所 大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)2階 203・204セミナー室
(大阪市北区茶屋町1-45) →交通アクセス
およびオンライン開催

*フォームによる参加受付後に、オンライン会議ID、資料配付方法をメールでお知らせします。
申込方法 本ページのフォームをご利用ください。
定員 50名(梅田キャンパス)、200名(オンライン)
申込締切 11月28日(月) ※満席になり次第、締め切ります。
参加料 無料

講演の概要

まもなく動き始める欧州単一特許制度。本制度開始に先立ち所謂オプトアウトと呼ばれる手続きの申請が年明けの2023年1月に始まると見込まれています。現在多くの企業・大学がヨーロッパの国々で特許権を所有していると思います。それら存続中の特許権に対して、権利者が「能動的に」オプトアウトを申請しなければ、それらの所有特許権が自動的にこの新制度に組み込まれてしまうことはご存じでしょうか。これにより、場合によっては特許権の存続にリスクが生じます。本セミナーでは欧州単一特許制度、特にこの直前に迫ったオプトアウト申請の必要性、検討事項、手続きの詳細を重点的に解説します。

講師のご紹介

講師近影 小出 輝 氏

ギレフラバル特許事務所 弁理士

<略歴>
在ドイツ特許事務所にて欧州特許庁、欧州知的財産庁(商標・意匠)に対するオフィスアクション及び異議、審判対応などを担当。2005年に日本特許庁入庁以降、審査官・審判官として従事。加えて、職務発明制度、特許料金制度、ベンチャー大学支援策またはライセンス制度などの政策立案なども担当。また2017年より国際機関OECDにて特許分析官として勤務。2021年退官、日本弁理士試験合格。同年、同事務所に入所。

お問い合わせ

大阪工業大学 知的財産研究科 事務室

〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL:06-6954-4163
FAX:06-6954-4164