修了生の声

白江泰人さん

現台湾大学法学博士課程
晁盛顧問股份有限公司 涉日外事顧問

學歷
1.2008年3月 大阪工業大学 知的財產学部 入学
  2011年2月 大阪工業大学 知的財產学部 卒業(早期卒業)
2.2011年3月 大阪工業大学專門職大学院 知的財產研究科 入学
  2013年2月 大阪工業大学專門職大学院 知的財產研究科 卒業
3.2014年2月 高雄第一科技大学科技法律研究所 入学
  2016年6月 高雄第一科技大学 科技法律研究所 卒業
4. 2015年9月~臺灣大学 法律系 博士班 入学

皆さんは「知的財産」に関して少なからず興味を持ちこのホームページを閲覧されていることと思います。私にとって「知的財産」とは「多様性」そのものだと思います。知的財産の領域は多岐にわたります。法律、技術、言語など様々なものが必要になります。そのため同じ知的財産を学ぶ仲間には必然と様々背景を持った方々が来ます。

私は今台湾にある国立台湾大学法学博士課程で学んでいます。これは私自身様々な異なる背景を持った仲間と学ぶことができた結果ここまで来ることができました。仲間と共に学ぶことで自分の世界がとても広がりました。ある人はこれは特別だというかもしれません。確かに私は恵まれていたと思います。大阪工業大学在学中、先生方に助けていただき台湾研修などに参加させていただき、台湾で修士号まで取得させていただきました。日本から出て感じることは海外でも日本の法律知識、法律日本語、日本的発想など十分に活用する場所があるということです。それと同時に私の環境は特別ではなく普通であるということです。言い換えれば日本にいるときには見えていなかっただけで、多くの他の日本の方も同じように海外で生活しているということです。

大それたことは言えませんが、今の私が言えることはもし少しでも知的財産に興味があるならば是非知的財産を学んでもらいたいと思います。おそらく様々な人と出会い世界が広がることと思います。

温室でずっと育った植物には外の世界を明確に見ることはできないし、温室からでることはできません。是非知的財産を学んで温室からでるきっかけにしていただければ幸いです。できることならば同じように後輩たちがアジアで活躍してくれればうれしいと思います。