標準に含まれるソフトウェアプログラムの相互利用に関する研究

山中 岳

現在、世界的な流れとして特許を標準化することがスタンダートとなりつつあり、各国が技術や特許について標準化を推進する動きを活発化させている。この様な標準化を世界規模で推進するのが国際標準化団体と呼ばれる団体である。ITU-Tでは、現在ソフトウェアプログラム著作権について標準化を推進しているが、これには様々な問題点が多く含まれる。 現状のままではソフトウェアプログラム著作権標準化に於ける取り扱いルールが確実に機能するとは言えないと考えられるため、これらに関する今後の解決策について本論文で研究した。ここで、オープン・ソースによる著作権へのアプローチ方法が標準化とどの様に違うのかについても詳細に言及する。