オープンソースにおけるソフトウェア特許のあり方について

山田 恭平

オープンソースという開発手法が注目を浴びており、産業の促進に寄与していると指摘されている。しかし、近年のソフトウェアの保護については拡大されつつあり、オープンソースを広める障害となっている。そこで本論では、現在あるソフトウェア特許がどうあるべきかをオープンソースを視点に提言をする。そのために、オープンソースの有用点と問題点を考察し、現在の特許制度との比較を行った。その結果、オープンソースは産業に寄与していることが認められ、現在の特許制度が抱える問題がその障害になっていることが分かった。そこで、オープンソースを促すべく現在の特許制度の問題点ついて提言を行った。