クレームの解釈及び記載に係る事例の考察

楊 裕治

クレームの解釈についての基本的な考え方を理解することを目的とした。そのため、特許制度の趣旨、特許法、審査基準及び特許審査と紛争解決の場面での解釈基準を確認し、具体的事例(事例1〜6)を検討した。そして、特許請求の範囲の記載に基づく特許発明の技術的範囲を、発明の範囲の修正という観点でまとめた。