エンドユーザーサーチと概念検索

永井 享章

今まで特許調査の業務はサーチャーとの分業や調査会社への委託が中心であった。しかし近年では一般の利用者達が自ら調査を行うエンドユーザーサーチが普及してきている。エンドユーザーサーチの普及を促進している要因として概念検索の登場が考えられている。この事例研究では概念検索を用いた検索サービスを実際に使用して、比較検討を行い、エンドユーザーサーチへの概念検索の有用性とその有効的な使い方について検討した。