有機EL照明を用いたバックライトに関する研究

知的財産研究科修了生

高分子系材料でも白色発光できることが発見されて以来、LED照明とともに「第4の照明」として注目されるようになった。しかし、製造コストが従来の照明よりも高く、一般照明として利用するにはまだ問題が残っていた。また、有機ELディスプレイの開発を目指していた企業がディスプレイ開発を断念し、照明事業への参入を図り始めた。さらには、平成24年度の特許出願技術動向調査「高効率照明」でバックライトは調査対象外となっている。このような背景を受けて、有機EL照明を用いたバックライトの技術・特許動向・企業の動向を明らかにする。