レポートの書き方マニュアル 学籍番号: 氏名: 論文やレポートというと、苦手だという人が多いようです。それは、レポートと文芸作品が似たようなものだというイメージのせいかもしれません。小説を書くにはある種の才能が必要であり、誰にでもかけるものではありません。だから、同じようにレポートも難しいと考えるのでしょう。しかしこれは誤解です。 レポートが苦手なのは小説とレポートを混同しているための誤解からくるものだ。 小説には文章力が必要だし、『型』もないので小説を教えることは難しい。 レポートには文章力も文法上の工夫もいらないので、読んだ人にわかる文を書ける人なら誰でもレポートは書ける。 すなわち、 レポートとは何かを知り、それを応用するコツさえつかめば、文章を書くのが苦手な人でも優れたレポートを書くことは難しくない。 のです。企業に入ると、業務報告や企画書などレポートを書く機会が多くなります。いまのうちにレポート道を極めることが肝要です。なぜレポートを書くのか? 自分の考え、主張… それらを形にして自分自身と誰かに報告するため。 レポートの定義は、レポートが作られる局面によって、微妙に変わりますが、その要件は、相手に短時間に主張を伝えることにあるので、自分の主張を簡潔な文により、読みやすく表したものといえるでしょう。したがって、下記の構成により、簡潔に主張を示すものがレポートといえます。なお、ビジネス文書には、問いはあらかじめ与えられており、結論を最初に示し、次に論旨を説明する形式もあります。 【レポートの基本構成】 序論《問い》(省略される場合もある) 本論《説明・検討》 結論《答え・結論・主張》 以上 上記文章は、レイアウト練習のために駒澤大学のサイトから引用した。学内における教育上の利用なので著作権の侵害にはならないが、リンク元を示す。http://www.komazawa-u.ac.jp/~nakasumi/reportp.htm