情報メディア学科

情報メディア学科で学ぶ、体験する、身につける

授業:各種メディアに対する情報処理技術を学び、それらを駆使したシステムを構築

情報メディア学科では、プログラミング技術に加え、3次元画像処理、音声・音響処理、言語処理、パターン認識、ヒューマンインタフェースといった様々なメディアに関する情報処理技術を学びます。 その後、演習科目や学生プロジェクト、卒業研究等において、 こうした技術を応用したシステムの開発を行い、 実践的な技術の習得を目指します。

情報メディア技術の基盤となるマルチメディアデータ

マルチメディアを構成する画像・音声・映像などのディジタルデータの 特性や処理、圧縮に関する理論・アルゴリズムを学習します。(メディアデータ論:1年後期)

情報システムと向き合う人間の情報学

モーションキャプチャを用いた人間の身体動作の測定や、視線追跡装置を用いた人間の視線行動の分析を行うことにより、人間行動を情報として捉え、情報システムと向き合う人間の知覚や挙動への理解を深めます。(人間情報学:2年前期)

プログラミングの学習

1年次には、未経験者も含めてプログラミング技術の基礎をしっかりと身に付けます(プログラミング入門:1年前期、C演習I:1年後期)。2年次以降は、より高度な内容へと発展させ、ゲーム・ソフトウェア・システム開発に必要な技術を学習します。(C演習II:2年前期、Java演習:2年後期、ソフトウェア工学演習:3年前期)

音楽・CGを使ったオリジナルアニメーションの制作

ミュージック・シーケンサとシンセサイザによる音楽制作法や、3次元CGアニメーション生成ソフトの操作を習得し、音楽とアニメを統合して自分のオリジナル作品を仕上げます。(アニメーション演習:1年前期)

インタラクティブなWebコンテンツで奈良県川上村をPR

奈良県川上村と連携し、川上村を世界にPRするWebコンテンツを制作します。優秀作品は川上村から表彰されるとともに、 川上村のWebページで一般公開されます。(情報メディア演習III:3年後期)

熊のロボットを用いた対話システム

画像処理によるジェスチャー認識や音声対話システムを用いて、人と熊ロボットとが楽しく対話するシステムを構築します。(情報メディア演習III:3年後期)
作品例: 七夕くまくまさんクエスト

ウェルカムビデオの作成

自分が所属する学部や学科を紹介する「ウェルカムビデオ」を作成しています。監督やシナリオライター、音響監督、デザイナーなどのロールプレイを通じ、グループで3分間に凝縮したビデオ作品を完成させます。(情報メディア入門:1年後期)
2016年度の最優秀作品:Welcome Video

卒業研究

4年次に研究室に配属され卒業研究を行います。指導教員の指導の下、4年次末には研究成果を卒業論文にまとめ、卒論発表会で発表します。完成度の高い研究は学会などで対外発表する機会もあります。卒業研究を通して、実践的なメディア処理についてのスキルや考え方を身につけます。

キーテクノロジー:世界の最先端を行く、メディア情報処理技術の数々

ビッグデータ解析や人工知能、機械学習等、様々なメディア情報処理技術を用い、 便利で楽しく、豊かな世界の実現を目指して、日々研究を行っています。

不可能を体験できるVR 防災トレーニング

現実にできない火災体験やその中での避難訓練、消火活動を体験できるインタラクティブなVRコンテンツを開発しています。火災や避難の状態は、実際の火災での避難モデルを元に再現し、現実に近い形で防災訓練を行うことが可能です。(インタラクションデザイン研究室

ロボットやエージェントの視線行動の表出

人間の視線行動をモデル化し、ロボットやエージェントの視線行動として実装することにより、人間とロボットやエージェント間の自然なインタラクションの実現を目指します。日本やアメリカなど文化によって異なる視線行動を実装することで異文化理解にもつながります。(ヒューマンインタフェース研究室

プロジェクションマッピングをより立体的に

プロジェクションマッピングを容易に制作できるシステムを開発しています。観客の視点に応じた映像をリアルタイムに生成することで、まるで三次元空間が浮かび上がったような新しい表現を可能にします(作品例その1その2)。本学園の歴史館でも上映されています。(図形情報研究室

あなたの楽器演奏を自動評価

楽器演奏の練習をしていると、「よい音でてるかな?」「テンポは 大丈夫かな」と心配になりますね。そんなあなたに、 音の高さや長さ、音量、音色等、様々な項目をチェックし、 「上手な演奏」ができるよう、システムが自動でアドバイスしてくれます。(音声・音楽情報処理研究室

試験問題を解く人工知能の研究

最新のディープラーニングや自然言語処理技術により試験問題を解く人工知能の開発を行っています。共同参加しているNIIの「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトでは、全国88%の私立大学で合格可能性80%を達成する人工知能が実現されています。(自然言語処理研究室

360度CGで日本文化を学ぶ

頭部装着型ディスプレイで茶道や華道を体験することができます。手指認識により仮想の道具を手にとり、ナビゲーションに従って作法を学ぶことができるシステムを開発しています。(三次元画像処理研究室

受付ロボットの積極性と対ロボット不安

人間の受付係は、積極的にお客様を観察して挨拶をします。では、受付ロボットも人間と同じように積極的に受付行動をとるべきなのでしょうか?ロボットと対話することに不安を感じている人にとっても安心できるロボットの接客行動を研究しています。(ヒューマンインタフェース研究室

複合現実感によるコンテンツをプログラミング

現実世界と仮想世界を融合した空間の中で、ジェスチャや音声などのメディアを介して、通常では起こりえないことを疑似体験できるコンテンツやシステムを開発しています。これにより、新しい世界が広がります。(インタラクションデザイン研究室

仮想空間で異文化体験をしながら英語学習

仮想空間上でアメリカの文化を疑似体験しながら英語を学習できる小学生向けの教材を開発しています。かぐや姫を題材に、皇子アバタになって仮想空間内で日本とアメリカを往復しながら宝物を探そう!(ヒューマンインタフェース研究室

3Dプリンタでデザインを現実に

3Dプリンタの登場でデザインを現実のものにすることが可能になりました。パーツへの分解や組み立てやすさの考慮など、より自由に、より効率的に出力する方法について研究しています。(図形情報研究室

VR疑似体験により生活習慣改善・認知力向上

仮想の生活空間を構築し、行動履歴を分析し、片づけなどの生活習慣を改善したり認知能力を向上させるトレーニングシステムを開発しています。ゲームの要素を取り入れるなどの工夫をしています。(インタラクションデザイン研究室

プロテウス効果を仮想空間上で体験

魅力的な人と一緒に歩いたら、また、自分が実際より魅力的な人物になったら、実際の自分より自己評価があがることはありませんか?この効果は「プロテウス効果」と呼ばれています。アバタになってプロテウス効果を実際に経験することができる仮想空間を開発しました。(ヒューマンインタフェース研究室

モーションARでアーチェリー練習を支援

人間のモーションをセンサで捉え、それにコンテンツを重ね合わせるモーションAR(拡張現実感)の研究を行っています。具体的には、アーチェリーのトレーニングを支援するシステム(動作例)を開発しています。(インタラクションデザイン研究室

学生プロジェクト:答えのない課題をチームで解決

現実世界の様々な課題に対して、学生が主体となって解決策を検討し、システムを構築します。チームで活動することで、問題解決能力に加え、コミュニケーション能力の向上を目指します。

便利で楽しいAndroidスマートフォンアプリの開発

勉強会を通じてAndroid用アプリの構築方法を学び、グループで計画を立てて、自分たちだけのオリジナルスマホアプリを実現します。グラフィクスやプログラミング、音楽など、自分の得意分野を生かし、一つの目標に向かって協力しながら技術を磨きます。

異文化メディアコンテンツを海外の大学と共同で制作

異なる文化を持つ国の学生同士がチームを組み、与えられた社会的課題を解決しうるメディアコンテンツを共同で制作するワークショップを毎年実施しています。今年は、海外の芸術系大学(K-Arts)と連携し、食を通して会話を活性化するソーシャルダイニングというテーマに取り組んでいます。

お手伝いをしてくれる自律移動ロボットの開発

家庭でお手伝いをしてくれるロボットを開発しています。このロボットは画像処理や音声対話、自己位置同定を用いながら、自分で考え行動します。その能力を競う競技会であるRoboCup @ホームリーグに出場し、2015年(大会の様子その2その3)、2016年(大会の様子)と2年連続優勝しています。

社会的課題をゲーム的に解決するアプリ

異安心安全、少子化、育児、ゴミ処理など身近な社会的課題を、ゲームの要素やメディア技術を取り入れ、解決するアプリをグループで企画・開発しています。成果は、公の場で発表し、頂いたコメントを開発にフィードバックし、よりいいものをつくっています。

仮想ミュージアムコンテンツを制作

国立民族学博物館における食文化展示で、拡張現実感技術や高臨場感技術などの情報メディア技術を活用し、仮想たこ焼き体験、仮想包丁さばき体験、食感シミュレータ体験など8つの作品を展示しました。
韓日食博 ―わかちあい・おもてなしのかたち

情報メディア学科で目指す、あなたの未来

情報メディア学科での学びは、単に情報システムを設計開発する知識だけではなく、使いやすく、直感的にわかりやすい、言葉、画像、音、体感を駆使した表現力の高い情報システムを開発できる人材を目指します。

取得可能な資格の例

  • 基本・応用情報技術者
  • CGエンジニア検定ベーシック・エキスパート
  • ウェブデザイン技能士

卒業後の進路の例(→企業名一覧

  • スマホ・PC向けソフトウェア開発者
  • 企業向けシステム開発者
  • 人工知能、ロボットシステム開発者
  • ゲームプログラマー
  • 大学院に進学し、より高度な情報処理技術者・研究者