枚方八景

万年寺山の緑陰

 いい伝えによると、その昔推古天皇の時、高麗の僧恵灌が、この地の風景の勝れているのを愛で、山の木立や川の流れが唐の林岸江に似ているとして、草庵を建てたのが万年寺のはじまりでした。一千年余の法灯を伝え、夕暮れを告げる晩鐘は人々に親しまれてきたが、明治の神仏分離令でとりはらわれ、その跡には意賀美神社が遷ってきました。いまも表参道の数多い石段を登りつめた緑陰の中に、「長松山万年寺」と刻んだ標石や十三重の石塔が苔むしており、往時を偲ばせてくれます。
 近年、丘の中ほどに紅梅を中心とした植樹もすすみ、新たな観梅の名所となっています。

<枚方上之町。枚方市駅から徒歩15分。意賀美神社境内>

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