村野村高札場
お勧め度:★★

高札場は江戸時代の常設掲示場でキリシタン禁令や強訴徒党の禁止といった法度掟などの法令や犯罪人の手配書が掲げられていた。村や宿場の人目に付きやすい場所に設けられ石垣の壇や瓦葺の屋根が付いていていつも一、二枚の高札がついていた。当高札場は市内に現存する唯一のものでかつてはここに禁令などを墨書した分厚い板がかかっていた。高札場は一般に札場と呼ばれていたものでここの森崎家の屋号はいつのころからか札場となった。なお、上掲の札は正徳年間(1711〜1716)のものを模造してもので、放火犯人逮捕の協力を義務づけ火事場盗賊を戒めた内容が書かれていた。
実際に行ってきた感想
・細長い坂道の途中にあり、見落としがち。
・実際にいってみる人は注意して探してみるべし。