• 問題は，ここ(pdf)．
• 第1問「確率」， 第2問「条件付確率」， 第3問「確率分布」，第4問「確率分布」，第5問「中心極限定理・推定・検定」，第6問「条件付確率」 でした．
• 配点は，以下の通り．
  第1問 16点[8x2点]
  第2問 16点[8x2点]
  第3問 12点[4+8点]
  第4問 6点[各1]
  第5問 20点[10x2点]
  第6問 10点
  導出部分に多く配点しています．値が違っていても考え方や方向性が正しければ中間点を与えています．
  第6問は，問題の完成度（きちんと設問になっているか，ベイズの定理を利用する問題になっているか）と 解答の完成度・オリジナリティで判定しています．
• 受験者は，156名．
  成績はシラバスに対応する各項目での合否を用いて評価しますが，試験成績80%，中間テスト合計を20%とした単純総得点を見ると， 平均点は50.5点(100点満点)，標準偏差は，16.4点．
  得点は高い方から，93点，87点，86点，84点，81点，80点(2名)
  得点は低い方から，7点，14点, 19点, 22点, 23点, 24点(2名)
  
  
• 成績判定の手順は，以下の予定です．
  • 期末試験を受験していない人は，単位を与えない．
  • 中間テスト１（を10点に圧縮換算）+第1問+第2問+第3問+第6問の合計で，成績「C以上」「D」「F」を判定する．
    具体的な判定ラインは，各学科担当者との合格率の調整後，決定する．
    例年の基準でいうと，ここの合計点で成績「D以上」判定ラインは40-44点前後です．
  • 成績「C以上」の者のうち，中間テスト2（を10点に圧縮換算）+第4問を含めた得点によって，成績「B以上」「C」判定を行う．
    具体的な判定ラインは，各学科担当者と調整後，決定する．
    
  • 成績「B以上」の者のうち，第5問を含めた得点によって，成績「A」「B」判定を行う．
    具体的な判定ラインは，各学科担当者と調整後，決定する．
    
  • 英語論文に関するレポートを提出した場合，+15点 を上限にC以上判定分野の得点として加算して再判定する．（立場上，あまり大声では書けないが，出来が素晴らしければ，D判定にも用いる．）

論文レポートについて（自由課題）

次の英語論文の内容をまとめ，自分の意見・考察を添えたレポートを提出せよ．
表紙不要．A4用紙3枚程度． 自分の意見・考察はオリジナルであること．「まとめ」は訳でなくてよい．
提出期限は，8月8日（月）正午まで，Google Formへ提出．
Nature 363, 315 - 319 (27 May 1993)
Implications of the Copernican principle for our future prospects
J. Richard Gott III
Making only the assumption that you are a random intelligent observer, limits for the total longevity of our species of 0.2 million to 8 million years can be derived at the 95% confidence level. Further consideration indicates that we are unlikely to colonize the Galaxy, and that we are likely to have a higher population than the median for intelligent species.

採点結果

以下の表は，学科別に試験中に記入してもらった5桁の暗証番号でソートしています．
5桁以上の暗証番号を記入した人は，上5桁です．
内容を照会したい場合は，居室に来てください．メールでは回答できません．（現物が居室にあるため）．ただし，8月2日から7日は出張で留守です．