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大阪工業大学 情報科学部 宇宙物理・数理科学研究室 2016年度 卒業研究

砂山や砂丘形成における「べき乗則」の出現

情報メディア学科 花岡信行

2017/3/2 作成

概要 / 目次 /

概要

地震の規模と頻度や、地球に衝突する隕石の大きさと頻度など、多くの自然現象は頻度分布や形状において、 べき乗則に従うことが知られている。べき乗則が成立すると、一般に、フラクタル構造と呼ばれるスケールによらない特徴が見られたり、 背後に現象を説明するような法則が存在している可能性が考えられる。 本研究では砂山の形成や砂丘の形成にもべき乗則が見られるか検証するため、計算機上でシミュレーションを行った。

目次

  1. 序論
    1. 動機
    2. 章構成
  2. 本論文で用いた法則
    1. べき乗則
    2. 最小二乗法
  3. 砂山モデル
    1. 概要
    2. シミュレーション方法
    3. 形状の比較
    4. 雪崩の規模と頻度の比較
    5. べき乗則
    6. 地震との関連性
    7. まとめ
  4. 砂丘形成のシミュレーション
    1. 概要
    2. 2D CSモデル
    3. シミュレーション方法
    4. 形状の推移
    5. 100ステップごとの100ステップ前との高さの差の平均値の比較
    6. べき乗則
  5. 結論

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