工学実感フェア

「工学実感フェア2010」にご来場いただきありがとうございました

2010年10月31日
 10月30日、31日の2日にわたり大宮キャンパスで開催した「工学実感フェア2010」に、多数のご来場をいただきありがとうございました。

 「未来につなぐテクノロジー」をテーマにした今年のフェアでは、「持続可能な社会」を実現するさまざまな環境技術を中心に、工学部の特色を生かした約70の体験プログラムを展開しました。子供たちは、時に真剣なまなざしで、時に満面の笑みを浮かべ、本当に楽しそうにものづくり体験に取り組んでいました。

 31日の「テクノ・フォーラム」では、パナソニック株式会社 くらし環境開発センターFC事業開発室 先端技術開発グループの田中あおい氏を講師に迎え、「おウチまるごと『CO2±0(ゼロ)』のくらしーエコアイデアハウスの実際―」と題して、同社が取り組む家庭用燃料電池の研究開発や、進化を続ける省エネ家電など身近なエコの話題でご講演いただきました。

 このフェアは、小・中学生、高校生やそのご家族の皆さんなどを対象に、科学のおもしろさや工学の豊かさを実感していただこうと実施しているものです。開催期間中、天候には恵まれませんでしたが、地域の子供たちやそのご家族の皆さんなど、2日間で約4,500人の方々にお越しいただきました。ご来場いただいた皆さんには、ものづくり体験や実験などを通して、普段はなかなか味わえない「科学や工学の不思議、おもしろさ」を感じていただくことができたと思います。

 本学では、地域社会に理科好き・工作好きの子供たちを育てるため、今後も「工学実感フェア」「工作・実験フェア」をはじめ、さまざまなものづくり体験イベントを継続して開催してまいります。皆さんのまたのご来場をお待ちしております。

 なお、大学祭「城北祭」は11月1日まで開催しています。世界初の「自転車用タイヤ自動空気補充装置エアハブ」を発明した中野隆次氏を迎える「工学祭講演会」や「演武祭」、おいしい模擬店もたくさんありますので、ご家族、お友達とお誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。
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