工学実感フェア

工学実感フェア2013にご来場いただきありがとうございました

2013年11月1日
 10月26日、27日の2日にわたり大宮キャンパスで開催した「工学実感フェア2013」に、多数ご来場いただきありがとうございました。  今年は“未来を拓く。―深海のフロンティアたち”をテーマに、最新の技術や取り組みに触れる講演「テクノ・フォーラム」と、工学部のさまざまな専門分野で研究を行っている教員と学生たちが企画・運営する約50の「体験プログラム」などを実施しました。

 「テクノ・フォーラム」では、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)海底資源研究プロジェクトリーダーの木川栄一氏と地球深部探査センター運用室技術グループの難波康広氏を講師に迎えて、海底の資源開発に関する講演を実施しました。

 また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の三保和之氏、棚橋電機株式会社代表取締役社長の棚橋秀行氏、内田・鮫島法律事務所 弁理士・弁護士の鮫島正洋氏を講師に迎えて、中小企業の技術とJAXAの宇宙開発について講演とパネルディスカッションを実施しました。

 体験プログラムでは、学生スタッフの指導のもと、各参加者は真剣なまなざしでものづくりや実験に取り組み、実際に自分の目や手を動かすことで科学の楽しさを実感していただく機会になりました。また、学部・学科・研究室の枠を越えて活動する「学生プロジェクト」の活動内容や成果を発表する報告会では、実際に大会に出場したロボットや人力飛行機、フォーミュラカー、ソーラーカーが展示され、来場者の興味を引いていました。このほか、廃棄物をリサイクルしてエネルギーをつくり、回収・再利用する最先端技術を体験することができる「0ITキャンパスエコプロジェクト」の紹介などもあり、家族連れなどでにぎわいました。

 本学では、地域の皆さまとの連携を深め、一層の活性化を図ることを目指し、今後もさまざまなイベントを開催してまいります。ご家族、お友達とご一緒にキャンパスにぜひお越しください。
さまざまな体験プログラムに取り組みました
海底の資源開発について語る難波氏
中小企業の技術とJAXAの宇宙開発に関するパネルディスカッション