GRADUATE SCHOOL OF ENGINEERING | 大阪工業大学 大学院 工学研究科

学部から大学院へ

大阪工業大学は、その淵源である関西工学専修学校設立時(大正11年)に掲げた建学の精神、「世のため、人のため、地域のため、理論に裏付けられた実践的技術をもち、現場で活躍できる専門職業人を育成する」を連綿と継承し、日本の産業界を中心に実践的で有為な人材を社会へ送り出すことを使命としています。

建学以来90余年、この間、時代は変わり、社会情勢も大きく変化してきましたが、本学はこの使命を果たすべく、絶えず時代の要請に応えそれを実現できる教育内容および組織の改編充実を図ってきました。

工学部では、専門領域への自閉の弊害が問題視される中、すでに学科横断的実践教育や学生による自主的な課外でのプロジェクト活動を推進することで、分野横断的かつ実践的課題解決型の学びを実現しています。

工学研究科では、2017年度からの改編により、当該研究科の基礎となる工学部で進められている上記のような学科横断的教育を大学院教育でも実現し、より実践的かつ幅広い視野から問題解決を実行できる高度専門職業人育成を目指しています。

この改編は、従来の8専攻体制を3専攻に集約し、分野融合的な教育を実現できる組織とすることで、現代の複雑化し課題が山積する社会で活躍できる「専門性の確立」と「協働による創造」を両輪とし、持続可能な発展に寄与できる人材を育成します。

また、これまで実践してきた高度な専門知識と技術の修得を目指す教育研究活動を継承しながら、技術的に関連のある研究分野に触れ理解する教育体制へ移行することにより、高度に複雑化した実社会の問題解決にあたることができる専門職業人の育成を図り、その達成のためには多面的で融合的な視野や思考法を涵養する教育課程を実現します。

学部卒業後の進路として是非ご検討ください。