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川上村での取り組み川上村での取り組み

新入生オリエンテーション(2006年度~/連携協定締結後の実施状況は以下のとおり)
奈良県川上村で新入生オリエンテーションを実施しました(情報科学部情報メディア学科)

 6月18日~19日、情報科学部情報メディア学科の新入生オリエンテーションを奈良県川上村で実施し、新入生、教員等合わせて102人が参加しました。宿泊型導入教育の一環として学生、教員間の親ぼくを深めたほか、自然と触れ合う体験学習を通じて「自然の価値を高めるITの役割を考える」をテーマにしたワークショップを川上村で初めて実施しました。
 18日は、森と水の源流館 事務局次長の尾上忠大氏のご講演「企業との協働による環境メッカ創造プロジェクト」を聴講しました。美しい自然環境を守り、持続可能な未来を作る活動をご紹介いただきました。また、国土交通省近畿地方整備局 紀の川ダム統合管理事務所 副所長の河南良男氏から、「大滝ダムについて」のご講演があり、普段では聞けない、水と人間との共生の歴史やダムの仕組み・工法などを聴講しました。続いて、電動ろくろや手びねりでの「陶芸体験」、カラフルなアクセサリーを製作した「七宝体験」、地元産のサクラ材を使ってスプーン、スギ材を使ってフリーボックスを作った「木工体験」を通して、ものづくりの楽しさを体感しました。夜は、講演内容や体験学習を題材に、6つのグループに分かれてワークショップ発表に向けたグループ討論を行いました。
 19日は、森と水の源流館、大滝ダムを学べる建設ステーション、林業資料館、万葉集や芭蕉の紀行文にも登場する美しい蜻蛉の滝を見学し、自然のすばらしさや人間と自然との営みについて学習しました。続いて、午後からは、6つのグループからそれぞれ「川上村の問題点とその改善」「川上村のこれから」「川上の源流をいかした水のPR」「後継者育成と森林管理のための情報管理システム」「ICTを用いた川上村の観光宣伝」「大滝ダムとICT」に関する発表があり、会場の学生や川上村の方々と意見交換を行いました。どの発表も、川上村の自然のすばらしさをどのように伝えていくかについて真剣に考えたものであり、川上村の方々からは「村からの発信だけでなく、若い人のエネルギーを川上村に投げかけていただいた貴重な時間でした」というコメントをいただきました。2日間のプログラムを終え、新入生からは「自然と伝統を守るために頑張っている村の方々に感激した」「フリークラフト、陶芸など普段体験できないことを経験できて楽しかった」「蜻蛉の滝の迫力がすごかった」「空気がきれいでまた来たいと思った」「皆と仲良くなれてよかった」などの声が聞かれました。

 情報科学部情報メディア学科の新入生オリエンテーションの様子は、同村の「ちょっとよってんけぇ〜!かわかみブログ」にもご紹介いただいています。ぜひご覧ください。

大工大新入生オリエンテーション2011 情報メディア学科 初日
大工大新入生オリエンテーション2011 情報メディア学科 2日目

「蜻蛉の滝」を見学する学生

「蜻蛉の滝」を見学する学生

グループワークの様子

グループワークの様子

学んだ成果の発表会

学んだ成果の発表会

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