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  • 2015年12月16日(水)

裁判所やGoogleも訪問。知的財産学部の海外インターンシップ


Googleを訪問しました(左から岡本君、上村さん、倉石君、光林さん、引率した高田恭子准教授)
Googleを訪問しました(左から岡本君、上村さん、倉石君、光林さん、引率した高田恭子准教授)
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Googleを訪問しました(左から岡本君、上村さん、倉石君、光林さん、引率した高田恭子准教授)
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現地の特許事務所などで3日間にわたりレクチャーを受けました
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カリフォルニア連邦巡回控訴裁判所を見学しました
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帰国後、学内で報告会を行いました

 今日は知的財産学部の「米国インターンシップ・プログラム」を紹介します。これは今年から始まった知的財産学部の国際PBL(Problem Based Learning:課題解決型授業)です。海外の特許・法律事務所などでインターンシップを行い、知的財産制度の理解やよりリアルな実務の現状を知ることが目的です。知的財産実務の専門知識に加えて、語学力も求められるこの取り組みに、岡本悠斗君、光林明香さん(いずれも3年)、倉石理来君、上村典子さん(いずれも2年)の4人が参加しました。

 4人は10月20日~28日、サンフランシスコ/シリコンバレーに滞在。現地でも大手のモリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所などで特許法の概要や当事者系レビューなどのレクチャーを受けたほか、カリフォルニア連邦地方裁判所やGoogleやCiscoなど世界的な企業を訪れ、知的財産実務の現状を調査するなど密度の濃い時間を過ごしました。

 渡米にあたっては「職務発明」「パテントトロール」と2つの研究調査テーマを設定。事前に下調べを行い、現地で特許事務所、裁判所、企業と異なる立場の担当者からさまざまな話を聞きながら日米の取り扱いを比較、検証を重ねたそうです。「労働環境や国民性の違いが大きく影響している」ことを、後日行われた報告会で発表しました。


 「このプログラムに参加したことで"契約"の重要性を再認識できた」(上村さん)

 「アメリカのリアルな知的財産事情を垣間見ることができた」(倉石君)

 現地に赴いたからこそ得たことがあったと話してくれた一方で、4人が口をそろえて言ったのは、やはり「語学力が重要」という

 こと。

 「観光旅行とは全然違う。専門用語が聞き取れなかったり、言いたいことを伝えられないこともあった」(光林さん)

 「円とドルをうっかり言い間違えて空港で止められてしまった」(岡本君)

 などの苦労話も教えてくれました。

 


 今後は「大学院に進学して、知的財産の専門知識も英語力を磨きたい」と目を輝かせる4人。知的財産実務の難しさと面白さをリアルに感じたり、つたない語学力のために恥ずかしい思いをしたりする中で、さらなる向学心が芽生えたようです。ほんとにいい経験ができましたね!

資源を持たないわが国が国際社会で勝ち残っていくためには、「知的財産の保護・活用」も最重要課題の一つです。知的財産実務を学べる日本唯一の学部として期待が集まる知的財産学部と、学業と語学力の習得に奮闘する学生の活動に今後も注目してください!


 ※自身が保有する特許権の権利行使により、大企業などに対して特許権侵害を訴え、巨額な損害賠償金やライセンス料を得ようとする組織または個人。特に、訴訟を目的に第三者から特許権を買い集める者を指す(デジタル大辞泉から引用)

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