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  • 2016年03月14日(月)

ワークショップ形式でダンボールものづくり実習


倉庫の一角をワークスペースとして提供いただきました
倉庫の一角をワークスペースとして提供いただきました
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倉庫の一角をワークスペースとして提供いただきました
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図面に基づき部材を制作。構造や強度を何度も確認していました
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作業中に出たダンボールの端材にアイデアを書き留めていきました
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山村曜子社長(後列右から2人目)も時折、作業の様子を見に来てくださいました
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この地で地域産業の商品物流を支え続ける九州ダンボール㈱。大正4年創業の老舗
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ダンボールができる工程を見学させていただきました

先日、福岡県筑後市まで行ってきました。JR博多駅から快速で約40分。最寄駅からはタクシーで10分くらい。訪れた先は、九州ダンボール㈱です。

この会社の倉庫の一角で、空間デザイン学科の学生有志がダンボールアートのためのワークショップに取り組んでいました。目的は、ダンボールを使った構造体を製作するための基本的技術の習得。というのも、彼らには毎年5月に梅田・茶屋町で開催される地域活性イベント「チャリウッド」にダンボールを使ったアート作品を出展するという目標があるからです。現在この会社を拠点に活動するダンボール工芸家・島英雄先生の指導を受けながら、5泊6日の日程でみっちりダンボールと向き合いました。ちなみに島先生といえば、昨秋の城北祭に展示してあった段ボール製蒸気機関車D51の原寸大モデルを手掛けた著名なアーティストさんです。

このワークショップに参加したのは、1年の下迫舞香さん、木島涼也さん、豊田こはるさん、野田明日香さん、石田美優さん、古川菜帆さん、小元大輝さん、奥村収一さん、2年の山田一彰さん、3年の山口貴大さんの10人です。空間デザイン学科教授の福原和則先生と非常勤講師の吉田禎先生の2人が引率しました。九州ダンボール㈱さんの社宅に寝泊まりし、朝8時から夕方5時過ぎまで、さまざまな作業に取り組みました。D51の部品を見て図面を起こし、実際にダンボールで実物大モデルを制作(モックアップ)したり、私が訪問した4日目は、「チャリウッド」への出展構想中の作品の一部を実際に制作し、仮組みして製作過程や構造上の問題点を洗い出していました。ダンボールによるモックアップは、建築インテリア、家電製品、自動車などの製作現場でも不可欠なものとなっています。この作業を自らの手で体験することは、構造物の力学的特性を理解するだけでなく、技術的な工夫や新しい発想が生まれるきっかけにもなります。技術的な訓練を終え彼らはいま、5月の「チャリウッド」に向け、作品のコンセプトを練り上げている真っ最中です。どんな作品になるのかはまだ内緒ですが、皆さま、楽しみにしていてください!

なお、滞在中は高山政和代表取締役会長、山村曜子代表取締役社長、豊福一史総務部人事経理課長をはじめ、社員の皆さまから「家族」のようにあたたかく接していただいたようです。たった1日滞在しただけの私でも「いい人 いい箱 いい会社」という同社の経営理念「そのまんまの会社!」と感じましたから。学生さんとっては、もっと素晴らしい出会いになったと思います。

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