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  • 大宮キャンパス
  • 2016年04月26日(火)

光を推進力に変え、水面上をスイスイ 新発想の物質運搬技術を開発 ~応用化学科・藤井秀司准教授~


応用化学科 藤井准教授
応用化学科 藤井准教授
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応用化学科 藤井准教授
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新発想の物質運搬技術
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黒色粒子で覆った液滴(リキッドマーブル)
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新技術の解説に聞き入る記者ら

4月14日、大宮キャンパスで、応用化学科の藤井秀司准教授による、光を推進力に変える、新発想の物質運搬技術のメディア向け研究説明会を実施しました。


今回、開発された技術は、同学科の中村吉伸教授と旭川医科大学化学教室の眞山博幸准教授、ドイツのマックスプランク研究所のHans-Jurgen Butt教授、Maxime Paven氏の共同研究によるものです。黒色粒子で覆った液滴(リキッドマーブル)に光を当てることで、光が当たる部分と当たらない部分の温度差で、周囲の水の表面張力に高低差を生み出し、推進力を得る低コストで環境に優しい技術です。


さらに本技術により、磁力を用いて狙った場所でリキッドマーブル内部の薬剤を放出することが可能です。胃潰瘍治療の際、狙った場所への薬剤投与や油汚染の検知・回収など、さまざまな分野への応用が期待されます!


藤井准教授のメディア向け研究説明会は、昨年11月の「アブラムシをヒントに開発した粉末状の粘着剤」に続く、第2弾です。粉末状粘着剤の研究はその後、多くの内外メディアに取り上げられましたが、今回の研究もすでに海外のいくつもの科学誌やニュースサイトが注目して取り上げています。

発表論文
ドイツの科学誌「ADVANCED FUNCTIONAL MATERIALS」(電子版)
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/adfm.201600034/abstract


日本学術振興会 二国間交流事業協同研究(ドイツ)
https://www.jsps.go.jp/j-bilat/semina/jrss.html

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