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社会・地域連携

「第2回あさひ“ちょこっと”WAKU×WAKUセミナー」を開催

2017年10月11日

  • セミナーの様子 セミナーの様子
  • 様々なメーカーの文房具に触れていただきました 様々なメーカーの文房具に触れていただきました

 10月7日、今年第2回目の「あさひ“ちょこっと”WAKU×WAKUセミナー」を大宮キャンパスで開催し、27人の方に参加いただきました。このセミナーは2010年度から大阪市旭区役所と本学が共催で毎年実施しているもので、本学の多岐にわたる研究テーマの中から地域の方に興味をもっていただきやすいものを選び、気軽に“ちょこっと”学んでいただこうと年3回開催しています。
 今回は「身のまわりの発明と特許 ~文房具を中心に」をテーマに開催し、本学知的財産学部知的財産学科の廣田義人教授が講師を務めました。
 文房具は私たちの身近にあり普段何気なく使っている方も多いですが、開発者が知恵を絞り、日々進化しています。日々、各企業がしのぎを削っている環境下で、模倣を防ぎ発明の権利を守るためには、知的財産戦略を適切に講じる必要があります。
 廣田教授は、修正テープの最初の発明、特許権者の特徴、シャープペンシルの隠れた発明者・製造業者、ホッチキス(ステープラ)の製品の変遷を取り上げ、中小企業における知的財産戦略に注目して、詳しく説明しました。OEM(Original Equipment Manufacturing)生産をしている中小企業は、社名が表に出ませんが、研究開発に積極的に投資し、優れた技術を持っているケースが多くあります。特許を取得することで、他社による権利侵害を防ぐとともに、独自の技術として価格交渉力を得ることができ、製品の販売促進、新規販路の開拓にもつながります。やみくもに特許出願するのではなく、費用対効果の観点から、製品化予定のある場合は出願し、それ以外は他社の動向や社会情勢などを見て個別に判断するなどの知的財産戦略がとられています。また、需要が自社の生産能力を上回る場合は他社にライセンスを与え、特許使用料を得るケースや、相手企業とのクロスライセンスという形で活用されている事例などについて紹介しました。
 また、これまで廣田教授が収集した多種の修正テープ、シャープペンシル、ホッチキスを準備し、参加者の方に現物に触れ、実際に使っていただくことで、それぞれの製品にどのような工夫がされているのかを実感していただきました。
 今回の講座は、30~50歳代の社会人の方に多くお越しいただきました。業務上で知的財産戦略の重要性を感じておられる方が多く、中には、個人で商品化を検討されている方もおられました。講義終了後も、参加者からの質問が相次ぎ、知的財産分野への関心の高さがうかがえました。

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