電気電子系ものづくりプロジェクト成果報告

2012年10月31日

インタラクティブ噴水

イベントの様子

 7月7日(土)に始動した電気電子系ものづくりプロジェクト(顧問:電子情報通信工学科 小寺正敏教授)では、学生の創作希望作品を決めて、8月の夏休み期間から本格的に活動し、10名の学生たちの参加により「インタラクティブ噴水」を完成させました。

 城北祭(10月26日(金)~28日(日))ならびに工学実感フェア2012(10月27日(土)~28日(日))の期間中連続して7号館西北側壁面で展示しました。来客の動線に沿って設置されていたこともあり、左図のように多くの来客がありました。大人は仕組みについて説明を求め、子供たちは声を張り上げて大声コンテストに参加してくれました。また、来訪していたバンコク(タイ)の泰日工業大学の方々も興味深そうにビデオ撮影していました。

インタラクティブ噴水の機能は次の通り、

・人が近寄ると距離によって噴水が徐々に上がり、ドレミ~高いドまでの心地よいビブラフォン(鉄琴)の音が鳴る。

・音楽プレイヤーを接続すると、左から右の噴水につれて音楽の周波数が63、160、400、1.0k、2.5k、6.25kHzの範囲で、音量が大きいとそれぞれの噴水が高く上がり、色は赤く光ります。音量が小さいと噴水は低くなり色は青くなります。順に、青、青と緑、緑、緑と赤、赤の順で噴水に色が付きます。夜になると右図のように噴水への着色は鮮やかになります。全8台のスピーカーが鳴り、サブウーファが鳴ってとても聞きごたえのある音が楽しめました。

・マイクをつなぐと、低い周波数の声の時には左の噴水が上がり、高い周波数では右の方まで噴水が上がります。一番右の6.25kHzの噴水は小学校高学年の子供たちの声でやっと上がります。大人で右端の噴水を上げるのはとても大きな声の時だけでした。大声で噴水を上げてもらった後は、のど荒れを抑えるためアメを贈呈しました。

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