戦略的研究基盤形成プロジェクト 第2回シンポジウム実施報告

2012年10月31日

川田工学部長の挨拶

招待講演の様子

ポスター展示の様子

ナノ材料マイクロデバイス研究センター

戦略的研究基盤形成プロジェクト第2回シンポジウム実施報告


センター長 佐々誠彦


 ナノ材料マイクロデバイス研究センターは,2012年10月29日(月)に昨年度,文部科学省により採択された,戦略的研究基盤形成事業「セキュアライフを支援するデバイス・システム基盤研究拠点の形成」の第2回シンポジウムを開催いたしました.これは,学内外の皆様へプロジェクトの進捗状況や成果を報告するとともに,関連する分野で著名な先生方をお招きし,先端的な内容をお聞かせ頂くことを目的に,開催したものです.

 午後から始まったシンポジウムは,川田工学部長の挨拶に続き,統括よりプロジェクト概要を簡単に紹介した後,プロジェクトを構成するデバイスグループとシステムグループの研究テーマに関連する分野から講師をお招きしての招待講演から始まりました.東京大学生産技術研究所の平川教授によるナノギャップ電極の形成と単分子デバイスへの応用について,北陸先端科学技術大学の高村教授からはヘルスケアデバイスの重要性と課題,バイオチップ応用だけにとどまらない微細加工技術の重要性などそれぞれの分野で最先端の興味深い講演を頂きました.

 引き続いて後半は,デバイスグループの石原教授,システムグループの大松教授らによる,研究報告を行いました.シンポジウム参加者は学外・学内教職員・学生,約70名でした.

 また,夕刻からの懇親会では,プロジェクト研究に携わる大学院生の研究成果に関する18件のポスター展示も行われました.元学長の西川先生や外部諮問委員の方々および外部から参加して頂いた方々から貴重なご意見を頂き,今後のプロジェクトに有益な情報交換を行うことができました.

 今後も,このような形でプロジェクトの成果をご報告するとともに,皆様からのご意見を反映させた研究を展開できればと思っております.

 ご参加・ご協力を頂きました皆様には厚く御礼申し上げます.

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