親子理科教室へ出前講義をしました

2013年6月18日

活気ある実験の様子

記念の集合写真

 本学と包括連携協定を締結している奈良県川上村の「川上小学校」で、昨年度の第2回(応用化学科が担当)に引き続く第3回親子理科教室を、6月16日(日曜)に「レモンで電池をつくってみよう」というテーマで当学科が実施しました。

 本学から地域連携センターの横倉部長、電子情報通信工学科の教員3名(小寺教授、矢野教授、小池准教授)と学生5名(大学院2年の和田君、学部4年の池谷、市川、今中、種村の諸君)が赴き、先方の川上小学校の児童全員(1年生から6年生)の27名と保護者35名のほか、川上小学校の先生方や教育委員会ならびに村役場の方々が参加されました。

 最初に電池の仕組みと発電原理、引き続いて乾電池を使った直列・並列接続の電圧測定をおこない、電子オルゴールを鳴らして電気の通り道(回路)の勉強をしました。その後、レモンにマグネシウムと銅の電極を刺し込んだレモン電池を作り、直列や並列に繋いだときの電圧やオルゴールの音の大きさを調べました。コンニャクでも特性の良い電池が作れることを確認した後、自宅から持参したオレンジや大根、ニンジン、ビワなどでも電池をつくりました。

 付き添いのお父さんたちも先生さながらに熱心に子供たちに説明し、ちょうど「父の日」の当日にお父さんの威厳を示す良い機会となっていました。90分の短い時間でしたが、楽しく活気ある出前講義になりました。普段は外部との交流が少ない山村の子供たちに良い刺激となって、理科好きになって貰えたら何よりです。

小さなゼミ旅行といった雰囲気で、初夏の1日を楽しんできました。

集合写真 ( JPG:273.23KB )

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