略的研究基盤形成プロジェクト 第３回シンポジウム実施報告
2013年10月31日
- ナノ材料マイクロデバイス研究センター
戦略的研究基盤形成プロジェクト第３回シンポジウム実施報告
センター長 佐々誠彦
ナノ材料マイクロデバイス研究センターは，2013年10月29日（火）に一昨年度，文部科学省により採択された，戦略的研究基盤形成事業「セキュアライフを支援するデバイス・システム基盤研究拠点の形成」の第３回シンポジウムを開催いたしました．これは，学内外の皆様へプロジェクトの進捗状況や成果を報告するとともに，関連する分野で著名な先生方をお招きし，先端的な内容をお聞かせ頂くことを目的に，開催したものです．
午後から始まったシンポジウムは，井上学長の挨拶に続き，統括よりプロジェクト概要を簡単に紹介した後，プロジェクトを構成するデバイスグループとシステムグループの研究テーマに関連する分野から講師をお招きしての招待講演から始まりました．東京工業大学の梶川浩太郎教授からは表面プラズモンのセンサー・光デバイス応用について，東北大学の江刺正喜教授からはMEMS技術の実用化への産学連携について，それぞれの分野で最先端の内容を含む興味深い講演を頂きました．
引き続いて後半は，デバイスグループの佐々教授，システムグループの小寺教授による，研究報告を行いました．シンポジウム参加者は学外・学内教職員・学生，約６０名でした．
また，夕刻からの懇親会では，プロジェクト研究に携わる大学院生の研究成果に関する１９件のポスター展示も行われました．副学長の川田先生や外部諮問委員の方々および外部から参加して頂いた方々から貴重なご意見を頂き，今後のプロジェクトに有益な情報交換を行うことができました．
今後も，このような形でプロジェクトの成果をご報告するとともに，皆様からのご意見を反映させた研究を展開できればと思っております．
ご参加・ご協力を頂きました皆様には厚く御礼申し上げます．
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