大阪サイエンスデイに出展しました

2014年10月28日

サイエンスデイの様子

展示の様子

10月25日(土)に,大阪府教育委員会と大阪府立天王寺高等学校共催の平成26年度大阪府生徒研究発表会(大阪サイエンスデイ)が開催され,工学研究科電気電子工学専攻の小寺正敏教授と小池一歩准教授がナノ材料マイクロデバイス研究センターを紹介しました.

この催しは,主としてスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている大阪府内の高等学校の生徒たちが日頃の研究成果を発表する場で,本学からの出展は今年で2回目でした.13時30分~17時の間,物理,化学,生物,地学の分野で160件以上の発表(英語でのプレゼンを含む)がありました.

当方では,展示ブースに電子顕微鏡を設置して,蚊の複眼を観察してもらいました.複眼を拡大してゆくと規則正しいナノ構造体が見えてきますが,それが映り込みや内部光の散乱を抑える”モスアイ”ディスプレイとして応用されていることを説明しました.また,ナノ材料マイクロデバイス研究センターで実施している以下のテーマを紹介しました.

・テラヘルツ発光デバイスの開発
・中赤外線レーザー用半導体ナノドットの開発
・酸化亜鉛を用いたバイオセンサーの開発
・フレキシブル・トランジスターの開発
・匂い分析装置(電子鼻)の開発
・遷移金属酸化物ナノシート・トランジスターの開発
・グラフェントランジスターの開発
・電子顕微鏡による帯電現象の解析

サイエンスに関心の高い生徒や先生方が多く,大変興味を持ってくださいました.

ナノ材研ポスター ( pdf:746.97KB )

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