学生プロジェクト【サイエンスアラカルトエコール】が『サイエンスアゴラ2015』に出展しました

2015年11月15日

集合写真

会場風景1

会場風景2

2015年11月14日(土)・15(日)10:00 ~ 17:00
会場:東京・お台場 東京都立産業技術研究センター
参加者:学生プロジェクトメンバー(24名)、
教員:学科長 野村良紀、森内隆代、村岡雅弘、東本慎也

サイエンスアラカルトエコールプロジェクトの学生メンバー(24名)、および引率者として応用化学科教員(4名)が、JST主催のサイエンスアゴラに参加しました。サイエンスアゴラへの出展には全国から多数の応募があり、厳正な書類審査を経た後に選ばれます。昨年に引き続き、私たちのプロジェクト「色素の七変化 ~身近にある色を実感する~」が採択されました。
本企画では、「天然色素として知られている“アントシアニン”の色が、溶液のpHによって赤や青へと変化する。」といった興味深い現象を利用して、来場者にオリジナル紙花を作って頂きました。予め、紫キャベツからアントシアニンを抽出し、和紙に塗布しておきました。その和紙を使って花を作成して頂き、その後、クエン酸(酸性水溶液)や重曹(アルカリ性水溶液)を吹きつけることで、造花は鮮やかな青や赤へと着色しました。
当日は、早朝からプロジェクトメンバー全員でブースのセッティングを行い、開始の合図を待ちました。2年目の出展でしたので、準備は非常にスムーズに行うことができました。紙花づくりは大変好評で、作った花はお土産としてお持ち帰り頂きました。しかし、私たちが出展したブースは中心会場から離れており、1日目の来場者は、昨年度に比べて思ったほど伸びませんでした。そこで、私たちは、作品を持って中心会場まで足を運び、お客様への宣伝(呼び込み)を積極的に行いました。その甲斐あって、2日目は来場者が初日の2倍以上に増えて、プロジェクトが大盛況で終われたことをプロジェクトメンバー、そして参加した教員一同、大変満足しています。
このプロジェクトは、学生それぞれの個性を発揮しながら、学年の枠を超え、自らが考え、協力し合うことで成し遂げられたものです。2年間にわたり、サイエンスアゴラでの理科実験のノウハウを確立させてきました。これらの経験を次年度のメンバーに引き継ぎ、更に子供たちが理科好きになるようなテーマを出展したいと考えています。

関連するリンクはこちら
http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/

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