ベトナムの国際会議での研究発表

2016年3月14日

1

2

3

 ベトナム・ハノイで開催された第3回 3R 国際会議で、大学院生と4年生が研究発表を行いました。 2016年3月9日から11日まで、韓国・日本・ベトナム・マレーシア・ドイツ・オーストリアなど十数カ国から約200人の出席で開催された国際学会で、本学からは、渡辺教授の引率で、大学院生籠谷純一君が20分の口頭発表を、4年生の川本俊二君がポスター発表を行いました。

口頭発表では、塩化セシウムで汚染された廃棄物を燃焼した際の排ガス処理に関することで、とくに注目を集める内容でした。何度も練習した原稿を片手に説明していく姿に、世界各国から集まった学者は、大変温かい目で見守るように聴講してくれました。最後のところで、発音で詰まったところを、マレーシア・マラヤ大のファウジアー先生に小声で助けてもらいました。内容についても、「微妙な問題だから」と、座長が助け船的な質問をしてくれました。世界の学者に感謝です。

ポスター発表は、PCBの熱化学的破壊に関連する実験に関するものでした。世界でのPCBの廃絶が条約で採決されていますが、まだ処理の過程です。数名の先生から、質問を受け、答えていました。

引率の渡辺は、CO2吸収の促進に関することと、廃棄物発電での塩分問題に関する2題の講演を行いました。

この会議は、来年(2017年)は、インドで開催されます。2016年度は、燃焼・熱分解・気候変動対策研究発表会(9 th iCIPEC、京都)、PCBワークショップ(神戸)もあり、忙しくなります。


写真1 大学院生 籠谷君が発表している様子
写真2 4年生 川本君が説明している様子
写真3 講演時の渡辺教授

ページを閉じる