公害・廃棄物・低炭素 オープンセミナー

2016年3月24日

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 本学工学部環境工学科では、環境分野関連産業を支える技術者を社会に輩出すべく、工学の基本である物質収支・エネルギー収支の定量的取り扱いを中心に、日頃より教育・研究を行っております。しかし、社会では、「環境・廃棄物・低炭素」というと、法令や社会制度、フロー解析とその評価など、理化学ではカバーしきれない話題が多く出てきます。

この講座は、そのような「社会分野」に就職する学生諸君を対象に、「3R・低炭素社会検定 公式テキスト」を使いながら、環境に関連する事項の説明をし、社会での環境・廃棄物・低炭素に関わる一般的事項を講義しようというものです。セミナーの名称は、「公害・廃棄物・低炭素」としました。環境法令は、やはり公害に端を発しており、その仕組みを学ぶことが重要だからです。

自身の研究室の学生を対象としたセミナーですが、他研究室・他大学の学生の聴講も歓迎いたします。

講師: 渡辺信久 教授(廃棄物共存工学研究室)

日時: 2016年4月7日, 14日, 21 日; 5月12日, 19日, 26日; 6月2日
   木曜日 18:00-19:30 (全7回)

場所: 大阪工業大学うめきたナレッジセンター
   (グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC 9階(北館地上階からEVを利用))

持ち物: 3R・低炭素社会検定 公式テキスト 改訂2版 (ミネルヴァ書房) 書籍情報はこちら

定員: 30 名(うち、自身の研究室学生として8名分を確保しております)

参加方法: 参加希望の方は、渡辺まで(nobuhisa.watanabe@oit.ac.jp)

<第1回 4月7日> 廃棄物処理の法令と公害防止制度
<第2回 4月14日> 公害防止の体系
<第3回 4月21日> リサイクル関連法各論
<第4回 5月12日> 常識的な量 (廃棄物・エネルギー・低炭素)
<第5回 5月19日> 特別管理廃棄物・国際社会における環境問題
<第6回 5月26日> 京都議定書と温室効果ガス
<第7回 6月2日> 国内の環境・エネルギー関連法制度と条約・議定書との関わり

関連するリンクはこちら
http://www.oit.ac.jp/env/contents/forum.html

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