日本鋳造工学会関西支部研究奨励賞受賞 材料加工研究室

2016年4月27日

材料加工研究室の岡村健太郎君、亀谷長寛くん、羽賀俊雄教授が平成27年度日本鋳造工学会関西支部研究奨励賞を受賞しました。

研究課題:3層クラッド材作製用縦型タンデム双ロールキャスターの試作とその特性

研究概要:クラッド材とは、異なる板材を張り合わせ、一枚の板にしたものである。単層板よりも優れた特性を持つが、製造工程は非常に多く、高コストになる。本研究では、溶けたAl合金から直接クラッド材を作製できる装置を世界で初めて試作し、従来法よりも、大幅に工程数と生産エネルギーを少なくすることに成功した。

岡村君の感想:普段は、軽金属学会や機械学会に参加しており、鋳造専門の方が少なく、実験条件や研究目的などの質問を受けることが多いです。しかし、鋳造工学会は、質問内容も他の学会と違い、専門的な質問が多く、今後の研究活動の参考になりました。さらに、企業の方からも多くの質問、ご意見を頂き、評価して頂いたことを、とてもうれしく思っています。

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