「キャリアデザイン」の授業で社会人にご講演頂きました。

2016年8月4日

本学OB講演

ベテラン企業人講演

 1年生対象の授業「キャリアデザイン」7月7日の授業で30代の本学OBから、7月14日に企業の人事・経営に関わっておられるベテラン企業人からご講演を行って頂きました。
 30代の本学OBは、木村圭一さんと岡田真治さんのお二人にお越し頂きました。木村さんはゼネコンから市役所に転職され、現在は国家公務員として出向されています。結婚して子供が生まれてから、家族と仕事をどう両立させるかを真剣に考えるようになったそうです。人生の岐路において自分で真剣に考えた答えはどれも正解です、と自分を見つめて自分自身で方向性を決めることの大事さをお話しいただきました。岡田さんはプラントメーカーに勤めておられます。4年生の時に就職活動を行って内定も出ていましたが、自分のやりたい仕事とは何かを考えた結果、大学院進学を決断されました。就職活動では自己分析を行うこと、行動することの大事さを話して頂きました。
 ベテラン企業人として江本雅朗様と、加藤清様にご講演頂きました。江本様はエネルギー関連企業の人事部で、社員のキャリアデザインとダイバーシティの推進に携わっておられます。現在と将来のエネルギー事情を大きな視点からお話し頂くとともに、企業の中でのいろいろなセクションとその仕事内容をご説明くださいました。キャリアの中で劇場運営をはじめ様々なことに取り組んできた自らの経験から、広い視点を持つために多くの人と接することの大事さをお伝え頂きました。加藤様はプラントメーカーの専務を務められた後、人材派遣会社の顧問をされておられます。技術者時代の成功や失敗の経験を写真とともにご紹介頂きながら、振り子を例えに、豊かな人生を送るためにはいいことだけでなく、つらいことも深く経験することが必要であることを話して頂きました。
 1年生のキャリアデザインは、社会人の準備期間として4年間をどのように過ごすか、自分の目線で計画を作ることを目的としています。人生の先輩、大先輩からの話は、4年間が長い人生の経過点であることを認識する機会であったと思います。

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