材料加工研究室の岡村健太朗君が日本塑性加工学会 平成28年度塑性加工春季講演会にて優秀論文講演奨励賞を受賞しました

2016年9月2日

材料加工研究室の岡村健太朗君が日本塑性加工学会 平成28年度塑性加工春季講演会にて優秀論文講演奨励賞を受賞しました。

【受賞者名】
 岡村健太朗
【研究室】
 材料加工研究室
【発表題目】
 縦型タンデム双ロールキャスターによるアルミニウム合金クラッド材の作製
【研究概要】
 クラッド材とは、異なる板材を張り合わせ、一枚の板にしたものである。単層板よりも優れた特性を持つが、製造工程は非常に多く、高コストになる。本研究では、溶けたAl合金から直接クラッド材を作製できる装置を世界で初めて試作し、従来法よりも、大幅に工程数と生産エネルギーを少なくすることに成功した。講演では、試作した装置及び、作製したクラッド材の接合状態について発表した。
【感想】
 今回の発表では、クラッド材の接合状態について重点的に発表しました。聴講者の中には、クラッド材を専門に研究されている方がおられ、鋭い質問がありました。
しかし、補助資料などを使い、丁寧に質問に応じたことが評価された点だと思います。

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