日本液晶学会が大宮キャンパスで開催されました

2016年9月28日

一般講演会場のようす

ポスター展示会場のようす

現地企画 特別講演会のようす

大宮キャンパスにて、2016年9月4日(日)から7日(水)に、日本液晶学会討論会・交流会が開催され、国内外から338名の参加者が集まり活発な議論が展開されました。

特に本年は、法人としての日本液晶学会発足20周年(前身の液晶討論会から数えると42周年)にあたり、現地企画として、『液晶応用の新しい展開』をテーマとする特別講演や企業セッションを企画し、ヘッドマウントディスプレイ、3Dディスプレイなどの最新ディスプレイ技術から、液晶の建築用窓材、セキュアリティ応用に関する講演会をOITホールにて行いました。液晶の新しい展開を模索する企業からの参加者も多く、講演会は大盛況となりました。(企画運営は、電気電子システム工学科の石原教授、森實教授、及び生命工学科の宇戸准教授が担当)

期間中、67件の一般口頭発表、及び126件のポスター発表が化学、物理物性、ソフトマター、液晶ディスプレイ、フォトニクス、分子配向エレクトロニクス等のセッションに分かれ、1号館で行われました。なかでも、特に優れたポスター発表を行った若手研究者に対しては、学会より「虹彩賞」が授与されました。

今年の総会では、液晶産業に対する長年の功績をたたえ、町田富夫氏(元シャープ)、竹内安正氏(元JSR)、竹添秀夫氏(東京工業大学)が名誉会員に推挙されました。また、2016年の学会賞として、功績賞を内田龍男氏(東北大学名誉教授)、業績賞を太田和親氏(信州大学)、齋藤一弥氏(筑波大学)がそれぞれ受賞されました。

また、総会において、本学の石原教授が、日本液晶学会の副会長に選出されました。

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