大学院生が国際会議で発表しました。

2016年10月5日

写真1 集合写真

写真2 川本君

 2016年 9月20日から23日まで京都市で開催された国際会議「第9回 燃焼、焼却/熱分解、排出、気候変動に関する国際会議」に渡辺信久教授と大学院生修士課程1年生 川本俊二君で研究発表に行きました。この会議は、韓国廃棄物学会の呼びかけに日本廃棄物資源循環学会が呼応する形で2000年から2年に1回開催されているもので、日本での開催は2回目、参加者数250名、参加国数20数カ国でした。写真1は、懇親会の会場で、皆が上を向いて撮影した集合写真です。
 渡辺教授は有機フッ素の熱化学的破壊に関する発表と、1セッションの座長を務めました。川本君は1,2,3,4-テトラクロロベンゼンの熱化学的破壊が、共存するゼオライトによって促進されること、さらにゼオライトの孔径によってその程度が大きく異なり、化学物質を保持できる孔径になると、その効果が大きくなることを示しました(写真2)。この分野に長く携わり、世界的に有名なベルギーのビュッケンス先生とドイツのフェーロー先生からも、新しい研究だとコメントいただきました。

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